貯蓄・投資

教育費の貯金額の目安は?貯金できない人にもオススメの方法とは?

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子育て世代にとって、子どもの教育や教育費の話題は最も関心のあるところではないでしょうか。どのような教育をしていくのか、進路はどうするのかによっても金額は大きく異なりますが、平均的な金額を知っておくことによって、目安を持ち、計画的に準備をすることも可能になります。教育費の貯蓄額の目安はいくらなのか調べてみました。

また、教育費がかかるということはわかっていながらも、教育費の貯金ができない人もいます。教育費の貯金ができない人にもオススメの方法をお伝えしていきます。

教育費の貯金額の目安は?

「子どもの教育資金は1人1,000万円」というアバウトな基準がよく話題になります。ですが、なかなか具体的にイメージできていないご家庭が多いのも現実です。

幼児期・小・中でも習い事や塾などでお金がかかりますし、高校でも私立に行く場合はお金がかかります。でも、やはり、一般的には、大学の入学時とその後の3年間(4年生大学の場合)が一番お金がかかります。ここでは、高校卒業までの教育費は家計から捻出するとして、大学の教育費準備をすることを前提に、教育費の貯蓄額の目安をみていきます。

大学にかかる授業料など

  入学金 授業料 施設設備費

4年間合計
(医科・歯科は6年)

国立 28.2 53.6   242.6
私立文系 23.5 75.9 15.7 389.9
私立理系 25.6 107.2 19.1 530.8
私立医科歯科系 101.3 289.7 88.3 2369.3
私立その他学部 26.6 95.5 23.4 502.2
全平均 25.3 87.8 18.6 450.9

(単位:万円)
国立大学は「国立大学等の授業料その他の費用に関する省令」(文部科学省)より
私立大学は「私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(文部科学省平成28年度)」より

一口に大学といっても国立か私立か、理系か文系かでも100万、200万単位で差があります。
子どもが高校生くらいになれば、文系理系など大体別れてきますが、子どもが小さいうちには、親の想像や理想でしかありません。

教育費の貯金額の目安は?

大学進学前までの教育費の貯金の目安としては、私立文系+50万円、つまり約450万円が大学費用として貯蓄できていれば理想です。(私立医科歯科系ではこの限りではありません。)

プラス50万円は、受験費用(受験料、宿泊、交通費)と授業料以外の進学準備費用です。

●国公立
センター試験の受験料は、1万8800円(3教科以上受験、成績通知あり)、国公立大学の2次試験受験料は1万7000円程度となっています(平成31年度)。センター試験と2次試験の前期、後期を受験したとすると、あわせて5万3000円程度の受験料です。

●私立
次に私立大学の受験料ですが、だいたい3万~6万円と幅があります。3万5000円程度が平均のようです。受験料3万5000円として、3校受験すると10万5000円。5校だと17万5000円!国立と私立併願などとなると受験料だけでも20万円超えも普通にありそうです。

さらに、地方の学生が、東京に受験にいく場合などの交通費・宿泊費、そこに親の交通費・宿泊も加えると受験するだけでもかなりの負担増となります。

自宅外通学の場合は住まいの敷金礼金、新生活準備などで最低でも30万程度はかかります。実際我が子もかかりましたので受験料プラス新生活準備資金は、大学費用プラスαで準備することをオススメします。

教育費準備はこれだけ厳守すればOK!?貯金ができない人にもオススメの方法とは?

大学の学費を中心にお話してきましたが、実際には、中学・高校私立、あるいは高校から私立の場合もあります。また、塾代・部活費用など、高校生ともなると学費もかさみ、貯金まで手が回らないという声も聞きます。

子供が中学・高校になってから大学費用を貯めようとすると、必要な時期までに貯める期間が短い上、塾代等がかさんでくるため、なかなか貯蓄にまで手が回らないというのが現実です。

ただし、これからお伝えするたった1つのことだけ、実践・継続していけば、大学入学前までに目標の450万円貯金することが一気に現実的になります。

  • 子供が生まれたら、家庭からの捻出で1万円貯金をスタートする!

家庭からの新たな捻出はこの1万円だけです。

  • 1万円×12ヶ月×18年=216万円

この1万円を継続するだけで、貯蓄目標の4割達成です。さらに、子どもがお祝いやお年玉でいただく金額の一定割合を貯蓄していくとして平均して年2万円を貯蓄に回すとすると、

  • 2万円×18年=36万円

あとは、児童手当をもっともお金がかかる時期に焦点を合わせるという意味ですべて教育費貯蓄に回すとすると

15000円×12ヶ月×3年=54万円
1万円×12ヶ月×12年=144万円

<児童手当>
0歳以上3歳未満:月1万5000円
3歳以上小学校卒業まで
第1・2子:月1万円
第3子以降:月1万5000円
中学校修了まで:一律月1万円

216万円+36万円+54万円+144万円=450万円

  • 月1万円を家計から捻出して貯蓄
  • お祝いやお年玉から年2万円を貯蓄
  • 児童手当は手を付けず貯蓄

児童手当については、児童手当を月々の家計に組み込んでやって家計が回っているというご家庭ももちろんあると思います。日々の家族の生活をおろそかにはできませんが、児童手当のうち、3000円、あるいは5000円を貯蓄にまわしてみる、といったところから取り組んでみてもいいかもしれませんね。

450万円貯めないと大学進学は無理?

450万円貯めないと大学進学はあきらめなければいけないかというともちろんそうではありません。2020年から高等教育無償化も閣議決定されましたので今後の高等教育に関連する制度の動向には注意が必要ですし、貸与型・給付型奨学金、あるいは、福祉制度の活用も検討していけるでしょう。

ただし、今回、実際に貸与型・給付型奨学金や母子家庭向け福祉制度など確認してみたら、受験費用や、入学金、初年度納付金に当てられるタイミングで受けられる奨学金や制度はありませんでした。

また、受験制度が複雑化してきおり、入学金や初年度納付金の納付時期が前倒しになっている傾向があります。高3の夏休み明けくらいの時期には、入学金と初年度納付金のうちの前期分程度の金額は、現金をすぐ動かせる状態にしておくことが望ましいです。

合わせて、給付型、あるいは貸与型の奨学金や各種制度について、高3の春には学校内で奨学金の説明会があったり、ネット上に情報が掲載されるようになります。この頃からは子どもとも大学費用のこと、奨学金制度があることなど共有し話し合える関係作りも大事です。

まとめ

教育費の貯金額の目安は、大学に照準を当てるとすれば、400万円+受験費用等50万円=450万円が一つの目安となりそうです。

確実に貯金額を達成するために、

  • 月1万円を家計から捻出して貯金
  • お祝い・お年玉から年2万円貯金
  • 児童手当をそのまま貯金

これを実践・継続することで準備が可能になります。ポイントは

  • 子どもが生まれたらすぐ
  • 途中でやめずコツコツ継続
  • 他の目的のために手を付けない(遣ってしまわない)

この3点を厳守すれば、もっとも無理なく教育費準備が可能になります。貯める期間が長いことが無理なく貯めるコツです。子どもが生まれた時が始めどきです。

今後を考える

もし、もう既に子どもは大きいし間に合わない!と感じた方もあるかもしれません。

これからの時代、なんとなく過ごしているだけでは苦しくなるばかり。何かしら手を打たないと、と漠然と感じている人も増えています。

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