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年収と幸福度の関係に驚き!幸せな生活と感じる年収とは?

投稿日:2017-11-03 更新日:

あなたは、どれだけの年収があれば幸せだと感じますか?

「お金が全て」ではないことは誰でも分かっていますが、お金があった方が買えるものの選択肢が増えるし、人生の選択肢が増えるということも実感しているのではないでしょうか。お金が生活を豊かにするのも事実です。

今回のテーマは、経済学者の間でも数多く研究されていているテーマで、「ある一定の水準を超えると、年収が上がったからといって必ずしも幸福度が上がるとはいえない」というもの。お金と幸福感には、相関関係はあるものの、比例の関係ではないんですね。

人は、いったいいくらの年収があったら幸せな生活と感じるのでしょうか?誰もが一度は考えたことがある究極の命題について考えてみたいと思います。

年収と幸福度の意外な関係

どれだけの収入があれば幸せか?なんて議論しなくても、収入は多ければ多いほどいいのでは?と考える人も多いのでは?ところが、意外とそうではないようです。数多くの研究がありますが、その中で2つを取り上げてみます。

幸福度のボーダーラインは年収800万円!?

世帯年収が75,000ドル(2017年11月現在の日本円にして約850万円)以下の人では、収入が上がるに比例して「喜び」や「満足感」などの幸福度が増幅するのに対し、この金額を超えると幸福度が増幅しない

これは2010年にノーベル経済学賞を受賞した米プリンストン大学のダニエル・カーネマン教授らが、米Gallup社による45万件にのぼる調査データを分析して出した数値です。もちろん、これはアメリカの研究ですし、日本だと結果は違ってくるかもしれません。しかし、様々な研究を見ても、700万~800万円の水準という結果が多くみられるので、節目の数字はあるのかもしれません。

7万5000ドルという金額が「仕事のストレスや仕事につぎ込む時間の長さ」と「稼いだお金で買える物や体験」が相殺し合う幸福度のボーダーラインというところでしょうか。

お金が増えれば増えるほど幸福度が高まるわけではない

もう一つ、経済学には『収穫逓減(しゅうかくていげん)の法則』という法則があります。

  • 与えられる量がどれだけ増えたとしても受け入れる側にもキャパシティがある。

例えば、お酒が好きな人なら、暑い日の喉が渇いたときに飲む生ビールの最初のひと口ほど美味しさがこの上ない事を知っていますよね。しかしこの美味しさは2杯目、3杯目とジョッキをお代わりするにつれてなくなっていき、やがては惰性で飲むだけになってしまいます。

  • 限界効用の逓減は、うれしいことにも悲しいことにもいずれ慣れてしまうという、ヒトの心理にもとづく普遍的な法則

例えば、年収400万円の人にとって100万円収入が増えればすごく満足感が大きく、幸せに感じますが、元々年収1200万円の人が1300万円になっても気持ち的には大勢に影響はないといったところでしょうか。

幸せな生活と感じる年収とは?

アメリカ人の「究極の年収額」として、年に7万5000ドルという数字が導き出しました。円換算で1ドル115円とすると、862万5000円。人はこの7万5000ドルに達するまでは、報酬が増えれば増えるほど日々感じる幸福感が増しますが、その額に達すると幸福感は増えないということのようです。

年収約850万ということは、手取りは600万円を少し超える程度。月収の手取りで50万円ほど。生活に困るレベルではなくなっていますが、贅沢ができる水準ではないことがわかります。子供の教育費など考えれば、大きく余裕があるというわけではありません。

仕事に打ち込んで年収1000万超を稼ぐようになっても年収850万円の人より幸福になれないのなら、仕事を頑張る意味がないのでは?と思ってしまいますが、この数字でいう幸福度とは「日々感じる生活に対する満足感や幸福感」の話。

自分の人生全体を自己評価したときには、例えば年収12万ドルの人は年収7万5000ドルの人より自己評価が高く、年収16万ドルの人は年収12万ドルの人よりさらに「人生に満足している」と答えるそうです。

研究を行ったプリンストン大学で経済学と国際関係論を専門とするAngus Deaton教授は、「幸福という言葉は、広い意味を持つことを考慮する必要があります。自分の人生を全体として見たとき、うまく行っていると評価できるという意味での『幸福』がある一方で、今この瞬間の心理状態はどうか、日々の生活で心の満足を得られているかという意味での『幸福』も存在します。後者の意味での幸福度は年収7万5000ドルを超えるとそれ以上稼ぐようになっても向上しないのですが、前者の意味での幸福、人生に対する自己評価は、高所得者層だけを見ても、収入と比例して上がっていくのです」と語っています。出典:gigazine

つまり、幸福には2種類あり、異なるものであるという捉え方です。

  • その日その日、いまこの瞬間の心理状態という意味での「幸福」
  • 人生に対する満足感という意味での「幸福」

年収と幸せな生活について思うこと

今回調べてみて、「いまこの瞬間の幸福感」と「自分の人生全体を幸福と思うかどうか」という2つ「幸福感」があり、

  • 長い目で見た幸福度は高所得者であっても収入とともに上がり続ける
  • 日々感じる瞬間的な幸福度は、年収7万5000ドルを境に収入が増えても上がらない

という興味深い結果があることを知りました。

それらを鑑みるに、給与所得で年収を850万円以上あげようとすると、

  • 時間の制約
  • ストレス
  • 税金や社会保険料などの負担増

など、マイナス面が強まってくるのに対し、時間とストレスの切り売りでない事業所得や配当所得で年収をあげることが、自分の人生に対する満足感という意味での「幸福感」を上げることに繋がる気がします。年収850万以上になっても幸福度が上らないなら、それ以上は目指しても意味がない!ということとは別の次元の幸福感なんですね。

まとめ

  • 幸福度のボーダーラインは年収800万円
  • 収穫逓減(しゅうかくていげん)の法則からも、年収が増えるほど「幸福感」が上がるわけではない
  • 幸福感には2つある
    • 日々の生活で心の満足を得られているかという意味での『幸福』
    • 自分の人生を全体として見たとき、うまく行っていると評価できるという意味での『幸福』

日々の生活で心の満足を得られるという意味での年収は、7万5000ドル(現在の日本円換算で850万円)。ですが、自分の人生全体の満足感は年収が多ければそれだけ満足度が髙いという結果もでています。

先ずは日々「幸せな生活」を送れる水準を目指し、日々の幸せな生活に感謝しながら、さらに人生の幸福度を高める水準の年収を目指すのがセオリーでしょうか。「幸福度」は人との比較ではありません。あなたにとっての「幸せな生活」を手に入れましょう。

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