婚活サイトに登録する際、年収に嘘つくことは可能なのでしょうか?
結論からいうと、婚活サイトやイベント会社の年収は自己申告制なので、プロフィールの年収欄に嘘を記載することは可能ですし、誰にもバレません。だから、年収は嘘かもしれないということも頭の片隅においておいた方がいいかもしれません。
婚活サイトではなく、「結婚相談所」であれば、収入証明が必須のため、信憑性はあがります。とはいえ、婚活サイトで婚活したい!イベント会社が企画する婚活パーティーに参加する!という場合にも年収の嘘に惑わされたくはありません。婚活で年収を見抜く方法をみておきましょう。
また、女性が婚活するときの相手の希望年収は500万円~600万円が最多層です。高望みなんでしょうか?婚活の男性、女性の年収希望額の実態についてもみていきます。
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婚活で年収の嘘を見抜く方法とは
そもそも、自分の年収を正確に把握している男性はほとんどいません。何もない時には、源泉徴収すらまともに確認していない男性も多いため、正確ではないと思っておいた方がいいかもしれません。
男性の中には、大まかに書く時、年収を多めに書く人が多く、中にはかなり多めの金額を記載する人もいます。所得証明を見せてもらう以外、見極める方法はなかなかありませんが、さり気なく確認することは可能です。
どのくらいの差なら許せるか?
どのくらいの差ならNGじゃないの?ということで言うと、そもそもその発想がNGです。当り前にありのままを伝えるのが本筋です。
考えてもみてください!
将来結婚をするかも知れない相手、そして結婚後の生活基盤の前提である年収、それが嘘でした、数字を盛ってました、となったらどう感じるでしょう。結婚早々、いや、結婚前からとても信用できませんよね。いきなり破綻も目に見えるようです。
身に付けている高そうなものに注目する
高そうなアクセサリー、高そうな腕時計、高そうな洋服。これらは普通は金銭的余力が無いと買えません。ところが、偽物の高級時計を付けていたり、一点豪華主義者であることもあるので、他にももう一点確認してみましょう。
例えば時計だけではなく、靴、かばん、スーツ、ネクタイまでトータルで高級品にこだわっているとなると年収300万円台だと当然厳しくなります。最低でも高級品が2点以上身につけているかを見つけましょう。
年収1,000万円超クラスの人は、その人の周りも高収入の人が多いので、自分だけ安物をつけていられず、やはり高価なものをつける傾向があります。年収1,000万円超クラスの人は華美でなくとも、仕立てや生地にこだわったものを身に着けていますし、カバンや靴の革がよれよれというこもありません。身なりもしっかりしているのです。
会社名で判断する!
勤務先の社名を聞いてみましょう。答えに躊躇するようなら、そもそも人としていかがかなという印象です。会社にバレちゃマズイことをでもあるのか?って気がします。
ただし、いきなりこの質問をしてしまうと、女性自身がお金に執着していると、自分の評価を下げてしまうことに繋がりかねないので、雰囲気をみながら、怪しいと思ったときだけにしておきましょう。慣れてくれば、当り前に聞いてもいいところです。
仕事内容について自信を持って話せるか
会社名を聞くのははばかられる場合でも、仕事の情報を通常の会話の中で確認することは可能です。
自営業か、サラリーマンか、公務員か。職種は何か、医者なのか、弁護士なのか、技術者なのか事務なのか営業なのか。役職は何か、役員なのか、部長、課長なのか、平社員なのか・・。
これらの情報をもとに、ネット上などで調べれば、おおよその年収は想像がつきます。問題なのは、年収が少ないことではなく、年収を意図して嘘を言っているかどうか。
年収が高い人は仕事内容をきちんと話せます。そして仕事で高い成果を出しており、自分の仕事に対して誇り・プライドを持っているので、周りの人にしっかりと自分の仕事内容を話せるはずです。
年収600万円は高望み!?
婚活中の女性が結婚相手に求める理想の年収はいくらでしょうか。
独身女性の平均年収が300万円を少し下回る現代。独身女性の8割が年収400万円未満とのことですので、「自分よりプラス200万くらい」というのがお相手の男性に求める理想の年収と言ったところでしょうか。
厚生労働省の平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書によると、結婚生活に必要な夫婦の年収(税込)について、その回答は、平均 490.3 万円でした。
また、Facebookを活用した婚活アプリ「マッチアラーム」を運営・開発するマッチアラーム株式会社が、独身女性3595名を対象に行った恋活・婚活に関する調査でも、「結婚相手に求める最低年収は?」という質問に対して、女性の6割が「500万未満」と回答。年齢が若いほど、結婚相手に求める年収が低くなる傾向となりました。
女性は現実的な生活のイメージを持った上での判断をしているようです。500万円以上は全体の40%弱。逆に500万未満が「こだわらない」を含めて、全体の60%以上という結果。
女性で「500万未満」と回答した人からは、「お金は関係ない」「普通に生活できるぐらいの収入があれば」「二人でどうにかすればいいから」といったコメントが多く寄せられた一方で、「500万以上」と回答した人からは、「専業主婦になりたいから」「お金に困りたくないから」「豊かな暮らしができるから」といったコメントが多く見られたようです。
20代の平均年収が420万円、30代の平均年収が482万円という現実からいうと、500万円未満でもいいというのは非常に現実的といえそうです。
逆に、ネット上で検索されている、婚活の年収希望600万円というのは、高望み!ということでしょうか。
婚活中の女性は結婚相手に「最低でも600万円、できれば1000万円以上」の年収を求めているというイメージを持つ人もいるでしょうが、最近は非常に現実的な年収を稼いでいれば問題ないと考える女性が増えているようです。
関連記事:サラリーマンの平均年収はいくら!?驚愕の年収推移に打開策はある?
まとめ
婚活で相手の年収の嘘を見抜く方法をみてきました。
- 身に付けている高そうなものに注目する
- 会社名で判断する!
- 仕事内容について自信を持って話せるか
この辺りを注意して見たり話したりすることで、ある程度相手の年収の嘘は見抜くことができます。しどろもどろになったり、一点ものの高価な時計に、よれよれの鞄・靴では少し用心してよく見てみることが必要かもしれません。
婚活で相手に求める希望の年収の平均について調べてみると、婚活中の女性は結婚相手に「最低でも600万円、できれば1000万円以上」の年収を求めているというイメージが先行していますが、それは一昔前の話。
現在では「結婚相手に求める最低年収は?」という質問に女性の6割が「500万未満」と答えています。非常に現実的になっているといえそうです。20代の平均年収が420万円、30代の平均年収が482万円という現実から考えると、600万円はすでに高望みの域といえそうです。
こうした結果から、年収が相手の希望に対して達していない、達しているけど生活の安定のためには更に100万ぐらいは上げたい、という方も実際に増えてきています。それまでの常識にとらわれず、新たな収入源を考える、といったことが必要な時代になってくると思います。