こんにちは。今回は、「お金持ちになりたい」「お金を稼ぐんだ」「お金がない」「お金をどうやって貯める?」「お金を殖やす方法は何?」なんて言ってる人に、お金のことをもっと知ってもらいたいと思い書いていきます。
今年ブレイクしたブルゾンちえみさんをご存知ですか?「効率的な仕事ぶり、充実した私生活キャリアウーマンです」のネタの持ち主です。「だって、地球上に男は何人いると思っているの?・・・35億。」の方が分かりやすいでしょうか?
実は、彼女のネタにはこれだけでなく、結構数字が出てきます。彼女のネタにある「ダメウーマン」にならないためにもお金も事をもっと勉強しましょうね。
あなたのイベントのお値段は?
話しが横にそれちゃいました。元に戻しますね。漠然と、お金のことを考えてみてくださいといっても、何も思えない人、結構多いです。しかし、「将来必要なお金がいくらかかるか考えてみましょう」というと考えられるみたいです。
イベントを考えてみる!
例えば、「あなたの将来どんなことが起きるでしょう?」と聞くと、結婚、出産、子育て、車、住宅、教育、老後・・・と声のトーンが下がっていくのが分かります。最初の結婚や出産くらいまでは元気のいい声なんですけどね。(笑)
どうしてトーンが下がるのかというと、将来の出来事(イベント)に対して「いくらお金がかかるのか?」が分かっていないからです。それこそ漠然と、「たくさんお金が要るんだろうなぁ・・」位にしか考えていないからです。
これをこのまま放置(逃げて)してしまうと「ダメウーマン!」になってしまいます。そこで、イベント毎にそれを数字化していく事です。数字化・・言い換えるとお金に換算し直してみることです。そうすることによって前向きになれたりします。
イベント(出来事)は人それぞれ違います。まずは、あなたのこれからに、どんなイベント(出来事)があるのか考えましょう。そしてそれを数字化してみましょう。その数字(金額)が、あなたの数字・・あなたに必要な金額なのです。
例えばこんな感じですね。保育園(幼稚園)→小学校→中学校→高校→大学→就職→結婚→出産→車購入→子供保育園(幼稚園)→住宅購入→子供小学校→海外旅行→子供中学校→子供高校→子供大学→子供就職→子供結婚・・・など。
数字化してみる!
他にも自分の目標や夢があるはずです。それにかかる費用などを数字化してみることです。例えばここでは子供の小学校の時の必要額を計算してみましょう。
項目 | 公立小学校費用 6年間約 183万円 | 私立小学校費用 6年間約 853万円 | ||
年間平均 | 6年間総額 | 年間平均 | 6年間総額 | |
授業料 | 0円 | 0円 | 450,437円 | 2,702,622円 |
その他学校教育費 | 55,197円 | 331,182円 | 372,030円 | 2,232,180円 |
学校給食費 | 42,035円 | 252,210円 | 40,229円 | 241,374円 |
学校外活動費 (学習塾・習い事月謝など) | 208,575円 | 1,251,450円 | 559,661円 | 3,357,966円 |
学習費合計 | 305,807円 | 1,834,842円 | 1,422,357円 | 8,534,142円 |
文部科学省「平成24年度子どもの学習費調査」より
いかがですか?結構なお金が必要なことが、お分かり頂けるでしょうか。このお金はあなたが準備しないといけない資金。つまり自分の事です。自分が必要とする金額が分かると、人間、早く何とか準備しようと思うものです。
そうして、自分の事として落とし込んでみると、自分に降りかかってくることだけに、興味が湧きやすいと思います。さらには、やりたいと思っていた夢も、数字化することで夢を現実にすることもできるかもしれません。
まとめ
今回は、ほんとうに初歩的なお話ではありました。しかし、実際にお金に対し「何をどう考えていけばいいのか分からない」といった人は意外に多いものです。なので、「自分に起こることは何なのか」を考え、数字化するお話をしました。
これはライフプランを作る上で、重要な作業のひとつであるライフイベントというものです。あなたの将来に「何が起こるか?」「何がしたいのか?」等を考えると、それにいくらかかるのか?という興味が出ます。
それをお金に換算することで、「いくら必要なのかがわかり」いつごろから準備したらよいかとか、いつまでに準備しないといけないかなどが分かり、お金を貯めたり殖やしたりすることに積極的になれるのです。
もし、今、漠然と「お金持ちになりたい」「お金が欲しい」など思っているのなら、それは、よほどの強い意志がないとお金は貯まりません。漠然と思っている人は、是非、実践していただきたい方法です。