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年金だけでは足りない!?シングルマザーのセカンドライフ資金の実態とは!

投稿日:2017-02-23 更新日:

こんにちは、NAOです。

最近では、シングル家庭に限らず「老後」に漠然と不安をいだいている人も多いのでは?そもそもなぜ「漠然と」「不安」なのかというと、いつまでに、いくらのお金があったらいいのかイメージできていないということが理由の一つになっています。いつまでに、いくら必要なのかがわからないままでは、対策の立てようもないですよね。

ここでは、特にシングルマザーがセカンドライフを迎えるときに、いったいいくら準備しておけば安心なのかを見ていきます。

年金だけでは足りない!?

そもそも老後の公的年金だけで、普通の暮らしがしていけるのでしょうか。もし、受け取る公的年金ではセカンドライフの生活資金に満たないということがわかれば、不足するお金に対して何らかの準備をすることが必要です。それによっては、セカンドライフを向かえるまでの暮らし方もかわってくるかもしれませんよね。

セカンドライフの生活資金

総務省の家計調査によると「高齢夫婦無職世帯で月間に支出している金額」は約28万円となっています。

生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」によると、ゆとりあるセカンドライフの生活資金(希望額)は月額約35万円だそうです。

セカンドライフ生活資金のゆとりの資金の使途は、旅行・レジャー・趣味・教養から子や孫への資金援助、友人や隣人との付き合いと言った多岐にわたる使途が想定されています。あなたの場合はいかがですか?

シングル家庭の必要生活資金は?

普通に調べると「夫婦二人」の老後資金と言う書き方言われ方がやたら多く、「じゃあひとりならどうなの?」と思いますよね。ひとりだから「夫婦二人の老後資金」の半分でいいのか?というとそうではありません。

そこで厚生労働省のデータをもとにシングルだったら・・と考えてみました。ご家庭によっても違いがあると思われますので、参考としてみてみてくださいね。

年金額は男性より少ない?!

厚生労働省のデータでは「老齢厚生年金」受給者の平均額をみると男性は約17万円、女性は約10万円となっています。これは厚生年金への加入期間が男性に比べて短く、給与の金額も男性に比べて低いからではないかと思われます。

しかし、そもそもシングルマザーというカテゴリーで考えると厚生年金に加入していない、もしくは加入期間が短いケースも多いのではないかと思います。私もシングルですが、フルタイムで仕事をしていますが、厚生年金はかけておらず、国民年金のみです。

生活費について

では、シングル家庭のセカンドライフの生活費はどうなるでしょうか?

たとえば、60歳で国民年金保険料や生命保険、あるいは住宅ローンなど固定費の支払いが終わる科目がある方もいらっしゃると思います。でも逆に高齢になるにしたがって医療費などは増えることが予想できます。

さらに、時間に余裕ができることで、今まで使わなかったレジャーや趣味への支出も増えるかもしれませんね。ここで、総務省「家計調査年報」によるデータを見ていきましょう。

≪支出内訳≫

食費32,776円
居住費12,976円
高熱水費5,874円
被服・履物6,304円
保険医療費8,326円
交通・通信11,850円
教養・娯楽16951円
その他支出41,623円

消費支出計  150,326円

と言うことで、データとしては月額15万円強は必要だということになります。あなたのイメージと比べて多いですか?少ないですか?

シングル家庭60歳時点でいくら必要か?

個別には、持ち家か賃貸か?とか、生活環境によって違いはあると思われますが、平均データです。月間生活費が約15万円。女性の平均年金額が約10万円とすると、15万円-10万円=5万円の不足となります。

しかし、老齢年金が始まるのは、昭和41年4月2日以降生まれの方から65歳の支給となります。ここでは65歳から年金が始まるものとして、計算していきますね。

また、60歳の平均余命は、厚生労働省平成26年簡易生命表より28.68年なので88歳まで生きると仮定して計算したいと思います。

  • 15万円×12か月×(65歳-60歳)=900万円(60歳で働かなくなると仮定し年金が始まるまで)
  • 5万円×12か月×(88歳-65歳)=1380万円(年金開始後平均余命まで)

900万円+1380万円=2280万円が不足してしまうことになります。つまり、60歳時点で2280万円。葬儀代まで考えれば最低でも2500万円は準備しておきたい金額ということになります。

まとめ

あくまでデータ上の数値であり個々には違いが出てくるものと思います。ご自身の年金額(予定額)は年金定期便などを利用して早めに確認しておきたいですね。

  • 公的年金だけでセカンドライフの生活資金がまかなえる人はほとんどいない。
  • 一般的に、男性より女性の方が平均の年金額は少ないため、不足は自助努力で用意すべき。
  • 60歳時点で、約2500万円の資金準備は必要

公的年金でけではセカンドライフの生活資金にかなりの不足がでることがわかりました。金額でいうと、60歳時点で2500万円の資金準備が必要ということもわかりました。

でも今、そのことに気がついたあなたはラッキーだったと思います。

セカンドライフに向けて、積み立てを始めるのもいいでしょう。そしてある程度溜まれば資産運用。お金にも働いてもらいましょう。また60歳を過ぎても働くことができる仕事に就くか、不労所得が入る仕組みを構築しておくか、あなたには「アクションを起こす」選択肢があります。

気が付いた今から始めればいいのです。ゆとりあるセカンドライフをめざして、あなたも資産構築をはじめましょう。

今後を考える

今の時代、国の年金制度、健康保険制度などをみても、このままでは苦しくなるばかり。何かしら、手を打たないと、と漠然とした不安を抱えている人も増えています。

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