貯蓄・投資

30代で貯金1000万円の人の思考法!なぜか貯まらない人の3大習慣とは?

投稿日:2017-08-19 更新日:

お金が「貯まる人」と「貯まらない人」の違いは年収の違いではないようです。年収700万円代でも貯蓄ゼロ人もいれば、年収200万円代でも30代で貯金1000万円の人も。

違いを生むのは、お金の遣い方や生活習慣の違い。無駄遣いしてるわけでもないのになぜかお金が貯まらない人に共通する3大習慣があるようです。その習慣を知ることで、心当たりがあれば、自身の生活習慣を見直すキッカケにしてみてくださいね。

さらに、「貯金」「節約」が美徳であるという節約思考が、あなたの人生をつまらないものにしてしまってるかもしれません。「人生を楽しみながらお金が自然に身についてくる」こんな人生が送れれば幸せですよね。お金を引き寄せる人の思考法の中で、私が納得した思考法のポイントもお伝えします。

なぜか貯まらない人の3大習慣とは?

出勤前のコンビニやスタバでテイクアウト

無駄遣いをしてるつもりはないのに、なぜかお金が貯まらない・・そんな人の生活習慣を見てみると、朝、出勤前に、コンビニに駆け込んで、コーヒーとちょっとした食べ物、スタバでテイクアウトのコーヒー・・が習慣になってる方が結構多いです。

1回あたりはたいしたお金ではありませんし、仕事をがんばるため、一息つくためには必要という方もあるかもしれませんが、「これを一生続けると、いくらになる?」と計算してみると、思ったよりも大きな金額になって驚きます。

たとえば、1日300円を使っていると、10年だと・・300円×365日×10年=109万5000円です。なんと10年で100万円以上も遣うことになるんですね。

朝、早目に起床して、自宅でゆっくり朝食をとりコーヒーを飲んでから出かける習慣に変えられるとしたら、朝のカフェ代が浮くばかりか、朝の時間を有意義につかうこともできそうです。

買い物はスーパーでなくコンビニ派

コーヒー代の他にも気になるのが「コンビニ代」。仕事帰りに家の近くのコンビニに立ち寄って、夜食にお菓子、ビール、などもろもろ購入。1日あたりは1,000円を超えない程度とはいえ、1ヶ月にすると余裕で20,000円超えはザラ。

日ごろスーパーにいかない為に、ティッシュや洗剤などの生活用品もコンビニで済ませてしまうサラリーマンやOLさんも多いですね。しかも、贅沢品を買っているわけではないので、本人は無駄遣いだと気がついていないのが現状です。

コンビニは便利な分、完全に割高。あれもこれもとコンビニで買い物をしていると気がつかないうちに大きな無駄につながっていることも。スーパーまで出向く手間と時間の代わりに、割高の買い物をしていることを意識することが必要です。

「自分にご褒美」という名のプチ浪費の積み重ね

お金がなんとなく残らないという高収入女子に多いのが「自分にご褒美」という名目の出費。

「自分にご褒美」が悪いわけではありません。大きな仕事が終わった節目、ボーナスがでた時、昇進したとき、などなど・・、節目節目で次に繋がるモチベーションUPのためにも、「リフレッシュ」や「自己投資」は大切です。

ですが、誘惑に負けてプチリッチな食事やプチ旅行、衝動買いをしては、「頑張った自分にご褒美」と言い訳をつけて浪費を正当化してしまうのは考えもの。本来、「自己投資」と「浪費」は全く別物。浪費を浪費と意識するところからスタートかもしれませんね。

年収200万円代、30代でも貯金1000万円の人の思考とは?

貯蓄が苦手なひとは怒りっぽい!?

貯めるのが苦手な人は怒っていることが多く、「時代が悪い」「上司が悪い」「ボーナスが出ない会社が悪い」「給料が少ない」と文句ばかり口にして、ストレス解消にお金をどんどん使ってしまってるということも多いです。当然、本質を改善していないので、お金は殖えるどころか、減る一方ですよね。

一方、貯めるのが上手な人は問題を直視した上で「じゃあ、自分はどうすればいいのか」と考えて、お金に関する情報を集めたり、勉強して資格を取ったり、会社や行政の制度を調べたりします。

この情報収集や、スキルアップがその後のお金の貯まり具合を左右します。また、お金が貯まる人は「自分は運がいい」と思っている思っていることも共通点なんだそうです。

上手に貯めている人ほど、ほどよく生きたお金を遣っている!

FPという仕事柄、節約に関する話題もよくでてきます。その時にお話するのが、節約や貯蓄が目的ではなく「人生を楽しく豊かに過ごすために、お金を貯める」ということです。

少し古いデータからのお話ですが、日本人は金を使いたがらず平均して約3000万円の貯金を残して亡くなるそうです。これは何を意味しているかというと、3000万円の貯蓄と引き換えに、それを使ったならば得られたはずの、さまざまな経験をすることなくこの世を去っているということ。これはとても勿体ない現実だと思いませんか。

例えば、ガソリン代が勿体ないからとマイカーに乗るのを控える、電気代がもったいないからと、エアコンを付けるのを控える、高かった毛皮のコートが汚れるのがいやだからとクローゼットの中にしまっておく・・。でもよく考えると、持っているものを遣わないことこそもったいないですよね。

逆に上手にお金を貯めている人は、程よく「生きた」お金を遣っているように思います。スキルアップするための書籍を買う、ブラッシュアップのために勉強会に参加する、経験として投資をする、見聞を広げるために海外旅行に行く・・どれもお金はかかりますが、経験をスキルやノウハウ、情報を自分のものとして身につけることができますし、実は、その経験、スキル、ノウハウ、情報をお金に換えていくこともできるのです。

「ちりも積もれば」とはいえ、節約で貯められるお金には限度があります。お金が貯まる人、お金を引き寄せる人は、自己投資すべきところは思い切ってお金をつかい、入って来るお金を殖やすことを実践しているように思います。

まとめ

「お金が貯まる人」「お金が貯まらない人」の違いを生むのは、お金の遣い方や生活習慣の違いが大きな理由です。お金が貯まらない人の3大習慣は

  • 出勤前のコンビニ買いやスタバでテイクアウト
  • 買い物はスーパーでなくコンビニ派
  • 「自分にご褒美」という名のプチ浪費の積み重ね

これらを、ちょっと意識して習慣を変えることで、月に2~3万のお金はすぐに浮きそうです。

この浮いたお金を普通に貯金ももちろんアリですが、自己投資のための生きたお金として遣うことも大事です。節約できたものを全部貯蓄!では、せっかくの節約効果も半減。

自己投資に思い切って遣うことも、結果として「収入を増やす」「貯金を殖やす」ことに繋がることも意識してみましょう。

「100万円貯めたい」と思ったら、実は2割増しの「120万円」をゴールに設定するのが近道だそう。そして、めでたく120万円貯まったら、20万円はパーッと使うぐらいの気持ちでいいと思います。

そうすることで、「がんばればお金は貯まるし、たくさん使うこともできる」という成功体験になります。この成功体験こそ貯蓄体質に変化するための起爆剤になるのです。

人生を楽しく豊かに過ごすための貯金。人生をつまらなく窮屈に過ごすことのないように「貯める」と「遣う」をコントロールしていきましょう。

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