お正月といえばお年玉。お年玉をもらう子どもにとっては年に一度のお楽しみですが、大人にとっては毎年ちょっとした悩みでもあります。
お年玉はいつまであげるのか、毎年渡す時期や日にちにもマナーがあります。せっかくなら、子どもも周りも大人も、渡すあなたも気持ちのよくなる渡し方にしたいものですよね。お年玉のマナーと気をつけたいことを確認しておきましょう。
お年玉はいつまであげる?
お年玉をあげる場合に、抱く疑問として「いつまであげるのかしら・・?」といったことがあげられます。
お年玉をあげる年齢の範囲に決まり事や制限はありません。お金の価値が理解できない赤ちゃんのうちから渡すひともいますし、赤ちゃんにはお菓子やおもちゃでお年玉替わりとする人もいます。
お年玉をあげる年齢は、「5歳から高校卒業くらいまで」が一般的とされています。とはいえ、親や祖父母からは、実際には「大学生まで」や「20歳まで」が多く、社会人・大人になると同時にお年玉も卒業とする家庭が多いようです。
親戚や甥、姪の場合には、その親同士で事前にルールを決めておくのもすっきりしていておすすめです。
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渡す時期や日にちは?
お年玉を渡す時期は基本的には
- 三が日(1月1日から1月3日)
- 松の内(1月1日~1月7日、地域によっては1月1日~1月15日)
の間とされています。「松の内」は地域差があり、関東は1月7日、関西は1月15日とすることが多いようです。
松の内が過ぎてしまい、お年玉の時期でもないなと感じるなら、「おこづかい」として渡すのもいいです。子どもたちは、名目はどうあれ喜びます(笑)
お年玉のマナーとは
お年玉のマナーを知るにはお年玉の由来も知っておくといいですね。
お年玉の由来
「お年玉」は、もともと歳神様から新年に授かる「魂」を意味し、歳神様に供えた餅(鏡餅)を下げて年少者に分け与えたのが始まりとされています。昔は「お餅」だったものが、時とともに両親や親族が子どもにお金を贈るならわしに変化していったんですね。
※歳神様とは年神様は、家々に1年の実りと幸せをもたらすために、高い山から降りてくると考えられている新年の神様のこと。
こういった由来から、目上の方のご家族(上司の子供等)にはお年玉を渡すことは失礼となるため渡してはいけません。この場合は『お年賀』となります。
お年玉の準備
- お札は可能であれば新札を用意
- ぽち袋を準備する
- ぽち袋からお金を取り出した時にお札や硬貨の表面がすぐに見える状態にして入れます
- 表面に渡す相手の名前、裏面には自分の名前や関係(おじいちゃんより など)を書く
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予定より、ポチ袋と新札を余分に準備しておくととっさの時にもスマートにお年玉を渡してあげることができるのでおすすめです。以前、三が日に偶然出かけた先で出くわしたお友達のお母さんが娘にさっとお年玉を可愛いぽち袋に入れて渡してくれたのがとても印象的でした。
ただし、渡してくれた方にもお子さんがいると、こちらもお年玉をお渡ししないとなんとなく気まずいため、催促にならにようにとか、金額が負担にならないようにとか・・その辺りの配慮は必要ですね。
まとめ
お年玉はいつまであげるかというと、
- 「5歳から高校卒業くらいまで」が一般的
- 身近な子供なら実際には「大学生まで」や「20歳まで」の家庭も多い
渡す時期としては、
- 三が日(1月1日から1月3日)
- 松の内(1月1日~1月7日、地域によっては1月1日~1月15日)
とするのが一般的です。この時期を過ぎた場合には「お小遣い」などとして渡してあげると喜ばれます。
子供の成長を願って渡すお年玉。お年玉のマナーを知って、せっかくのお年玉が失礼なことになっていたということのないようにしたいものですね。
今後を考える
新しい年、新しいことに挑戦しよう!と目標を立てて新年をスタートされる方も多いのではないでしょうか。
今の時代、消費税の増税もしかり、国の年金制度、健康保険制度などをみても、このままでは苦しくなるばかり。何かしら、手を打たないと、と漠然とした不安を抱えている人も増えています。
あなたはいかがですか?
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