貯蓄・投資

家計簿は不要!?お金が貯まりやすい人が実践している3つの方法と秘策とは?

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お金がすべてではないけれど、自由になるお金が多いことで、人生の選択肢が増えることは間違いないですよね。

世の中には、お金が貯まりやすい人と、お金が貯まりにくい人がいるのもまた事実。お金が貯まりやすい人が実践しているとてもシンプルな3つの方法を味方につけましょう。

家計というと、「家計簿」を連想しがちですが、「家計簿をしっかりつけている人=お金が貯まりやすい人」ではないようです。楽しくお金を殖やしていいくのに、実は家計簿は必須ではありません。その代わりに活躍するのが「貯金簿」。以前の記事でも紹介していますが、「貯金簿」とはなにか、ポイントを押さえつつお金が貯まりやすい体質に変化していきましょう。

お金を殖やす方法は3つ

FPとしてセミナーなどするときに、必ずお伝えしていることです。お金を殖やす方法は3つ。

  • 収入を増やす
  • 支出を減らす
  • お金に働いてもらう(資産運用など)

一つずつ見ていきましょう。

収入を増やす

文字通り、労働収入、勤労収入を増やすことですが、例えばサラリーマンのご家庭でお話をする中で、収入を増やしてくださいね!というのはそう簡単ではありません。

残業を増やしたり、資格をとって資格給を上乗せしたり、役職についたり・・。いくつか方法はありますが、残業を増やすのは時流に反しますし、他の方法も、今日の明日、増やせるものではありません。

奥様のパート収入を増やしましょうというのも、言うのは簡単ですが、そう簡単ではありません。

支出を減らす

ここで真っ先に目が行きがちなのは「節約」ですが、FPとして、おすすめで、真っ先に取り組んでもらいたいのは「固定費の削減」です。

  • 住宅ローンの見直し(借り換えや金利引き下げ交渉)
  • 保険の見直し
  • 通信費の見直し

この3大固定費は、見直すときに一手間と気合が必要ではありますが、一度やっておけば、その後は手間もなく、さらに、生活の質を落とさなくていいのがポイントです。さらに、住宅ローンで言えば、新車一台分、保険の見直しと合わせれば新車2台分ほどの節約になることもしばしばです。(新車がいくらかという問題もありますが(笑))

一方で、日々の細かな節約にはあまり神経質にならないことを個人的にはおすすめしています。食べ物の質を落とすとか、光熱費を気にして、寒い部屋、暑い部屋、暗い部屋で過ごすのでは気分も塞いでしまいますので。

お金に働いてもらう(資産運用など)

超低金利の今の時代、なんとなく普通預金にお金を預けていてもほとんどお金は殖えません。お金に働いてもらうとは、資産運用などを取り入れて、お金がお金を生む仕組みを味方につけることです。

資産運用というと、失敗して資産が減るリスクや、「手間がかかって面倒そうだ」といった理由などで、二の足を踏んでしまっている人も多いでしょう。また、まとまった資産が有る人だけがやっているイメージの方もあるかもしれません。

資産運用とは、すでに保有する現預金を管理し、それらを株式、債券、外国為替、不動産や金など、さまざまな金融商品に変えて運用することで、配当や利息、売却益などを得ていくことです。

資産運用というと、多くの人が企業の株式投資を思い浮かべると思いますが、投資信託の購入や利息のつく債券の購入なども資産運用です。また、FX(外国為替証拠金取引)のような外国通貨の売買も資産運用にあたります。

老後資金準備で今、人気のiDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)や、NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)なども資産運用の一手法です。

積立形式のものも多く、少額から可能な運用商品も多数あるので、経験を兼ねて、勉強しながら取り入れていくといいでしょう。

家計簿は不要!?楽しみな貯金簿とは

お金が貯まりやすい人は、家計簿をしっかりつけている人かというと、実はそうでもありません。

というのも、家計簿とは「過去に起こった金銭活動の記録」であるため、いくら収入を得て、それをどのように使ったか、貯めたかという一ヶ月の収支や、過去の収支は確認できますが、現在の資産はいくらか、負債はいくらか、また、資産が何年後にいくらになっているか・・など、いくら家計簿を細かくつけても未来は見えてこないのです。

そればかりか、私の経験で言うと、家計簿をつけること、毎日や、その月の収支を合わせることに時間と労力を費やし、その割に節約効果、資産を殖やす効果にはつながらなかった気がします。

ポジティブに継続できる秘策は「貯金簿」

家計簿は3日坊主・・という経験がある方も多いのでは?そこでおすすめは、私も実践している「貯金簿」です。

貯金簿とは家計の資産管理簿のこと。毎月の細かな収支管理を管理することも必要ですが、まずは家計の資産や負債の現状を把握することが大切です。家計のバランスシートともいいます。

毎日家計簿をつけるのが面倒という人にもうってつけ。私もこの方法で成功しています。つけるのは、月一回、私は月初につけるようにしています。

貯金簿のメリット

  • 頻度も1ヶ月に1度で家庭の資産と負債が見える化できる
  • つけるのがラクで継続しやすい
  • 資産がどれだけ増えているかわかりやすい

なにより、家計簿がお金が減っていくチェックなのに比べて、貯金簿はお金が増えていく記録ですから、気持ちがポジティブで、それゆえ継続しやすい点もポイントです。貯金簿を月初につけるのも、月末の締めくくり、振り返りのイメージよりも、よりポジティブに捉えるためです。

貯金簿の効果を最大化するポイントは

貯金簿の効果を最大化するポイントは、資産の内訳を確認し、お金がお金を生む資産が一定割合含まれているかどうかです。

一定割合というのは、世帯の年代、家族構成などによっても異なりますが、貯金簿の資産の中に、資産運用を取り入れているかどうかで、将来の資産額は大きく変わります。家計簿だけではわからない項目ですが、お金が貯まりやすい人は、必ずといっていいほど、資産運用を取り入れています。

まとめ

お金が貯まりやすい人が実践している、お金を殖やす方法は3つ。

  • 収入を増やす
  • 支出を減らす
  • お金に働いてもらう(資産運用)

家計簿とは「過去に起こった金銭活動の記録」。貯金簿とは家計の資産管理簿のことで、家計の資産や負債の現状を把握する家計のバランスシートのことです。

このバランスシートの資産の中に、運用資産が含まれているかどうか、どの程度の割合で含まれているかによって、将来の資産形成に大きく違いが出ます。

3つの方法をうまく取り入れ、月1回の貯金簿もぜひポジティブに取り入れてみてください。

今後を考える

3つの方法のうちの、ひとつ、収入を増やす。

今の時代、国の年金制度、健康保険制度などをみても、このままでは苦しくなるばかり。何かしら、手を打たないと、と漠然とした不安を抱えている人も増えています。

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