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「貯蓄・年金・保険」老後に困らない選択シリーズ第三弾!老後の貯蓄を殖やすための3つのポイント!

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子供が手を離れたり、自分の親の介護がはじまったり、50代になると老後の生活を本格的に意識し始める方も多くなります。ここでしっかりと貯蓄できるか否かで、老後の暮らしが大きく変わります。

50代は人生で最期の貯め時ともいわれますが、教育費が終わり、所得もある程度の水準になっている家庭では、気持ちのゆるみもあり、なかなか貯蓄体質に変われないという声もあります。ここでは、50代から意識してほしい老後の貯蓄を殖やすための3つのポイントをお伝えしていきます。

1)老後資金を把握する

50歳以上になると『ねんきん定期便』に老齢年金の見込み額が記載されます。また、退職金のおおよその金額、子どもの教育費があと何年、いくらぐらい掛かるのか、住宅ローンの残高などいろいろなメドが立ってきます。

まずは、準備済みのお金と老後に入ってくるお金がいくらぐらいなのか、自分のリタイア後を見据えて、それまでにあとどのくらい貯められそうかなど、老後資金を把握することが大切です。

いま、ある程度の貯蓄があるから、退職金がいくらあるからと思っても油断はできません。この年代からの給与カットやリストラは日常茶飯事ですし、大病にならないとも限りません。

 

保険・住宅ローン・通信費!3大固定支出を見直そう

まずは今一度、家計の見直しをオススメしています。真っ先に手をつけるべきは、「保険・住宅ローン・通信費」の3つの固定費の見直し。

保険は、子供が独立し大きな死亡保障が必要なくなっていれば、減額や解約も検討要素ですし、借りっぱなしで現在の市場より高い金利で借りている住宅ローンならば、借換え、金利の引き下げ交渉など手をうった方がいいケースもあります。50代ともなると苦手意識が強い方も多いですが、通信費の見直しは継続的に固定費を削減できる代表選手です。

定年になったからといって消費スタイルを急には変えられませんので、50代の早い時期からの意識改革が必要です。

2)資産運用には知識、経験、時間が必要!人任せでは泣きをみる!

「退職金を投資で殖やしたい」という人もいます。これまで投資をしたことがない人ほど、まとまった資金をなんとか運用しなくては、と焦る気持ちもわかりますが、これも投資への考え方として間違っています。

たしかに現在は金利が低いので、「銀行に預金しているのは損」という意見に接する機会も多いですが、そうした雰囲気にのまれて無理に投資をすると、必ずと言っていい程、失敗します。

投資で資産を殖やすには、そもそも十分な時間が必要なのです。金融市場は様々な要因で、大きく上がったり、下がったりします。そのため短期的には「必ず損をする」場面がある!と考えておくべきなのです。

現役世代であれば、仮に投資で損をしても就労収入で穴を埋めるという考えもありますが、リタイアしたあとの世代では収入で穴を埋めることはできないわけです。退職金以外に十分な貯蓄があるなら話は別ですが、そうでないならば雰囲気にのまれて投資して失敗という状況は避けなくてはなりません。

そもそも投資には「時間」が必要

退職金が投資に向かないのには、「タイミングを選べない」という理由もあります。退職金のタイミングと、投資を始めるべきタイミングがうまく合うとは限らないのに、なんとなく手元資金をそのまま置いておくことに焦りを感じてしまうんですね。

そのタイミングで金融機関から投資を勧められ、よくわらない間に投資を始めてしまう。わからないからといって、投資を金融機関の言いなりや「人任せ」では取り返しのつかない状況に陥ることだったあるのです。言葉だけでなく、「自己責任」の世界なのです。

3)50代から投資の勉強をスタート!節約と貯蓄と勉強ができて一石三鳥!?

そもそも投資でお金を増やすには元手となる投資資金が必要です。ポイント1)でもお伝えした、固定費の見直しで仮に2万円浮いたとします。これを、交際費や外食にレジャーに消費してしまってはこれまでより消費支出が増えてしまうことになりますよね。

50代は投資を経験しながら学べる最後のチャンス

固定費の見直しで浮いたお金で、積立投信などの投資をスタートしてみるのがオススメです。老後に備えた資産形成であれば、少額の積み立て投資から始めるのが向いています。天引きで毎月購入するのが自然に無理なく投資がスタートできます。

運用においては分散投資が王道で、投資信託ひとつとっても、リスクの低いものから高いものまであるので、徐々に慣らしていきましょう。最初からムリをせず、預金に近いような投資信託などから少しずつ始めて、個別株へ進むようなステップがおススメです。退職金で一括投資ではなく、50代からコツコツスタートすることで、なにもしなくても「時間の分散」を手法として摂り入れていることにもなるんです。

また、「日経平均」や「TOPIX」などの指標に連動する投資信託など指標に連動するものは「インデックス投資」と呼ばれ、手数料が安く設定されています。いざ積み立てを始めると、相場の動き方にも俄然興味も湧きますし、相場の動きも実感できます。

50代で下落局面も経験し、投資スタンスを身に付ける

個人的には、相場が下落する局面も経験しておくべきだと考えています。

「行動経済学」と呼ばれる分野の経済学があります。行動経済学はダニエル・カーネマンが02年にノーベル経済学賞を取ったもので、心理学と関係の深い経済学。それによると、「利益が出ている局面ではリスク回避的になり、売って現状の利益で満足する半面、損失が出ているときはリスク許容度が大きくなって、リスクを取ってでも値上がりを待つ傾向がある」というのですが、なるほどなと感じます。

つまり人は常に合理的な判断をするわけではないということです。いまの相場では、危険だと思ったらすぐに避難すること。つまり損切り感覚を身に付けることも投資をする中では重要なファクターなのです。投資の感覚は一朝一夕には身につきません。

老後を迎えてからではなく、50代のいまから、実際に投資をスタートし、投資感覚を身につけていきましょう。

固定費の見直しで節約できた2万円。月2万円でも20年で約500万円、40年で1000万円近く貯まり、あなどれないのです。そして何より、投資の勉強がスタートできるというメリットも。老後の貯蓄を殖やすための大切なポイントです。

まとめ

老後の貯蓄を殖やすためのポイントを3つに絞ってお伝えしてきました。

  • 老後資金を把握する
  • 資産運用には知識、経験、時間が必要と心得る
  • 50代からの投資のスタートは、節約と貯蓄と勉強が一石三鳥でできる!

退職後までに準備できるお金、退職時に入るお金、老後に入ってくるお金、出て行くお金を把握して「よくわからない不安」から脱出しましょう。

そもそも資産運用は「時間」が必要です。さらに、「人任せ」や「勧められるまま」ではダメで、最低限の知識や経験もあったほうがいい。

子供の独立や親の介護が身近になった50代といういま、3大固定支出の見直しや日々の消費の意識改革に早目に手を付け月に1万円でも2万円でも捻出できたら、少額からでも積立投資をスタートしてみましょう。

老後の貯蓄増加に一役かいますし、投資の知識・経験を自分のものにすることができます。

思い立った時がはじめどき。いっしょにがんばりましょう♪

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