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節約には限度あり!稼いで貯めて豊かな暮らしを手に入れるコツ!

投稿日:2017-08-03 更新日:

FPという仕事柄、節約についてのご質問も多いのですが、節約には限度があるし、度を越えた節約志向は、個人的には生活や人間関係を窮屈にしていまう気がしてオススメしていません。

節約には限度があるし、効果も限定的。さらに心の豊かさにマイナス効果がでることも多いので、むやみやたらな節約は逆効果。

ここでは豊かな暮らしを手に入れるための発想の転換とコツについてお伝えします。

節約には限度あり!真っ先に検討すべき節約とは?

真っ先に検討すべきは、生活の質を落とさずにできて、一度だけ取り組めばずっと節約になる「住宅ローンの借換え(見直し)」「保険の見直し」「通信費の見直し」です。生活の質を落とさないという点がポイント。さらに、一度手間をかければ、ずっとその効果が継続することがメリットです。まだの方はぜひ取り組んでくださいね。

80歳近い母と、高校生のムスメの3人ぐらしの我が家では、食費も光熱費も効果が現れるほど節約すると、家族のクレームにあいますし、家庭内がギスギスしたり、健康に不安がでたり・・。

余程、もともと湯水のように食費、光熱費をつかっているご家庭ならともかく、普通に暮らしている、育ち盛りの子どもがいる家庭の食費を半分にもできないし、夜遅くまで勉強する子どもにエアコンなしも厳しいです。

なので、当然無駄のないように心がけはしますが、過度の節約思考は家族の健康やメンタルを蝕む気がしてオススメしていません。

発想の転換が必要!節約ではなく稼いで遣う!稼いで貯める!

節約でお金を貯めよう!というお話は巷でもよく聞く話ですよね。ですが、「豊か」と「節約」ってイコールなイメージでしょうか?

節約してお金を貯めようとする場合、「貯金」「お金を貯める」が目的になってしまっているような気がします。でも、本来は「お金」は手段であって目的ではないはず。

例えば、豊かな暮らしを手に入れるため、夢を叶えるために「お金」が必要なんですよね。豊かな暮らしを手に入れるためにお金が必要なら、一度、発想の転換が必要かもしれません。どういうことかというと・・

節約脳を一旦停止する!

一つ目は、「節約脳」を停止すること。もちろんお金は大事、貯金は大切ですが、節約だけでお金を蓄えようとする思考回路は一旦停止してみるといいと思います。

なぜなら、節約より「もうける」「稼ぐ」ことを考えたほうが圧倒的に効率がいいからです。電気代を節約するために冷房を切っても、それで浮くお金は数百円か、多くても月、数千円。

であれば、好きなだけ冷房を使って自分が心地よくいられる環境で仕事をたくさんこなすほうが、間違いなく効率がいいし、今後の自分のキャリアアップ、ひいては収入アップにもなります。

かつて営業職についたばかりの頃、言われたのが小物。例えば、高額契約をする場面で、サインを求めるのに「ボールペンを差し出す」どいう動作をするのですが、そのとき販促品の100円ボールペンを差し出されたら顧客はどんな気持ちになるでしょうか?

「モンブラン」とは言わないまでも、胸元から「カルティエ」「クロス」「ウォーターマン」くらいは差し出したいものです。他にも、時計、靴・・。見栄をはる必要はないけれど、ビジネスマンなら見映えは大事です。節約するよりしっかりした一品を身につけて好感度、信頼度をUPしつつセールスして稼ぐ!建設的なお金の遣い方だと思いませんか。

節約して我慢したりするよりも、より稼いで賢く使うことが意識したほうが、プラスに作用するのではないでしょうか。人は、入ってくるものより出ていくものに敏感になりがちなので「節約脳」のリセットをオススメします。

お金を気持ちよく遣って豊かさを享受する!豊かさの経験を積み上げる!

二つ目は、豊かさを積極的に享受しようということです。

そもそも、私たちの暮らしは、企業がモノやサービスを生産し、家計(家庭)がそれらを消費するといった生産と消費の活動で成り立っています。この生産と消費の循環過程を「経済活動」と呼んでいます。

経済活動は、お金(貨幣)に支えられています。モノやサービスの交換は、お金を仲介して行われるからです。つまり、すごーく大きく言うと、お金を循環させることが経済活動の基本ということ。

節約する、お金を遣わないようにすることは、経済活動を萎縮させることでもあるってことです。

例えばたまにはホテルのラウンジで一杯のコーヒーを飲んでみる。喉を潤すだけなら、コンビニのコーヒーでもペットボトルでも良いわけです。でも、サービスを提供する人の立ち居振る舞い、ラウンジにいる人達の服装や会話・・そんな非日常の経験から得られる感性や情報が、あなた自身の日常を引き上げることにつながります。

我が家はシングルで裕福な家庭ではありませんが、年に一度は娘を海外旅行に連れていきたいと思って実行しています。

外国で、欲しいものを買う時に、外貨を出し、お釣りをもらう。高いか安いか判断する。そんな経験が語学を学びたいとか、経済が面白いとかそんなきっかけになっているような気がします

その先では、留学したいとか、海外で働きたいとか・・。海外がいいということをいいたいわけでなく、そのさわりだけでも経験(体験)したことがなかったら、やってみたい!とも思わないだろうなと感じるのです。

それと同じで、ちょっと背伸びした贅沢や豊かさを日常に取り入れることは、その豊かさを手に入れたい!と感じて行動するときの原動力になると思うのです。

節約・倹約のことばかり考えていると、生活が暗くなり、表情も悪くなりがち。気持ちよくお金を遣って小さな豊かさを取り入れていくと、暮らしも豊かに、表情も明るくなると思いませんか。

お金を遣うその先には、誰かの仕事、だれかの収入があるはずです。お金は同じ遣うなら気持ちよく遣って豊かさを積極的に享受したいものですね。

まとめ

節約には限度がありその効果は限定的。そんな中でも真っ先に手を付けるべき節約は固定費の節約。

  • 「住宅ローンの見直し(借換え)」
  • 「保険の見直し」
  • 「通信費の見直し」

一度見直せば、生活の質を落とすことなく、継続的に節約できるので、まだの方はぜひ取り組んで見てください。

節約脳が多く占めている場合には、発想の転換も必要。節約より効率的に「稼いで遣う」「稼いで貯める」が効果的。

節約脳をいったんリセットして、気持ちよくお金を遣い、豊かさを享受する場面を生活の中に取り入れることで、暮らしも豊かに、心も豊かに!が本来の目的。

豊かさを経験することで、その人なりの「豊かさ」のイメージができて、稼ぐことの原動力にもなります。

いっしょにがんばりましょう♪

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