貯蓄・投資

シングル家庭の貯蓄方法のオススメは?貯蓄の目安とポイントをFP目線×シンママ目線で伝授!

投稿日:2017-06-24 更新日:

貯蓄は大事!とわかってはいても、どうやって貯めればいいの?って方も多いはず。

プロフィールにも書きましたが筆者はファイナンシャルプランナーの資格をもっています。ファイナンシャルプランナーがどんなことをしてくれる人が知っていますか?

ファイナンシャルプランナー(以後FP)によって、得意分野や専門分野がある方もいますが、基本的には、「家庭のお金にまつわる相談ができる身近なお金の専門家」という位置づけのFPが多いと思います。

そういった理由からシングルマザーのご家庭の家計の相談や保険の見直し、教育費の準備の相談など母子家庭のお金にまつわるご相談をうけることも多いです。みなさんは、身近にお金のことを相談できる相談相手がいますか?

今回は、シングル家庭のオススメの貯蓄方法とその額の目安などポイントをシンママ&FP視点でお伝えします。

シンママの心配事その1.教育費はどう貯める?

シンママのお金の相談で多いのは、やっぱり子供の教育費の準備について。次に多いのは、日々の生活費についてですね。がんばってパートを掛け持ちしたり、本業とアルバイトなど、ダブルワークをしていたり・・シンママ、がんばっていますよね(^.^)

ムスメが1歳でシングルマザーになって、もうそのムスメも高校生。早いですね。振り返ってみると、子供が保育園、小学生だった期間が、今に比べると支出が少ない時期なのかな~って思います。

だから、できるだけ子供が小さいうちから、まずは少額からでも「子どもの教育費のため」という目的をもった貯蓄を始めるということをオススメします。

この教育費「子供の名前の通帳」「子供の名前が入った保険証券」になっているだけでも心理的に遣いにくくなるっていう効果もあるので要チェックです♪

ただし、ここ数年は、学資保険、こども保険は予定利率が下がり、払ったものすら戻らないものもあり、十分検討が必要です。以前のように、子どもが生まれたら学資保険!という時代ではなくなっています。

シンママの心配事その2.どこを節約すればいいの?

アドバイスとしては、まずは固定費を減らすことができないかを一緒に考えますね。

日ごろの生活の質を下げずに減らせるものの代表格は「保険の見直し」です。次には住宅ローンを組んでいれば「住宅ローンの借り換え」を案内しますがシングル家庭では、住宅ローン相談は多くはありません。

あと、最近では通信費の見直しで毎月の固定費がさがるケースが増えています。個人的には、ケチケチ節約や、ギスギス倹約はおすすめしていません。長続きしなかったり、反動で衝動買いしていまったり、何より、子どもとの関係までギスギスしそうです。

でも、楽しく節約や、賢く倹約は自分もできるだけ取り組んでるし、やはり一人で切り盛りしなければならないわけで、人知れず努力も必要ですね。

シンママが収入を増やすのはそう簡単なことではないですよね。例えば、あと3万円多ければ教育費が貯めれる・・って思ってもそれは簡単なことではありませんもんね。

貯蓄額の目安とポイントとは?

貯蓄のポイント

日ごろから、マネー相談では「収入-貯金=生活費」の順番で日々の生活をやっていきましょうというお話をします。

まずは「貯金」ですね。残ったら貯金するわ・・は残念ながら嘘になります。しかも、普通預金にいれていると、ちょっとしたことでつい引き出して遣ってしまうってことありませんか~!?なので引き出しがしずらい方法で貯金をおススメしています!

例えば、教育費であれば、子どもの名前の通帳に積み立てる(預け入れる)。初心者さんなら、これからしっかり勉強しながらになりますが、長期で考えるなら、積立投信や今話題のideco(イデコ)もメリットがたくさんあります。

目的ごとに、期間、使い方(引き出し方・受け取り方)を考えて金融商品を決めていくのがポイントです。3年後に使う車の買い替え資金をリスクのある商品で運用するわけにはいきません。

 

シングル家庭の毎月の貯蓄額の目安

じゃあ、いくら貯金すればいいの?って声が聞こえてきそうですよね。

まずは、児童手当には手を付けないで貯金する!に挑戦してみてください。児童扶養手当を受給している家庭なら、さらにその3分の1を貯金する。

もしこれまでに貯金がなかなかできていないシンママには最初は大変だと思いますが、節約も楽しみながらまずは1年間、やってみましょう!

まとめ

  • お金の相談ができる人がいますか。身近に相談できて、信頼できるお金の専門家がいると心強い。
  • シンママの心配事
    • 教育費はどう貯める?教育費のかからない時期からスタートしましょう。
    • どこを節約すればいい?まずは固定費削減。保険や住宅ローンがその代表格。
  • FP的観点からみた貯蓄のポイント。「収入からまず貯蓄」の習慣をつけましょう。
  • つかいずらい(貯まりやすい)貯蓄方法の一例。子どもの名前の入った通帳や保険にすると手をつけにくく、貯まりやすい。
  • シングル家庭の貯蓄金額の目安。児童手当はできれば全額貯金。児童扶養手当の三分の一を目安に貯金。

これまでになかなか貯蓄ができなかったシンママには、最初はちょっと大変かもしれませんが、少しまとまったお金になると俄然やる気もでて、不思議と貯蓄スピードもUPします。

例えば、最初の100万円はとてつもなく遠く感じますが、100万円貯まってしまうと、間違いなく勢いがつきます。試してみてくださいね。

あなたがもし、なかなか貯蓄ができないなって思っているならヒントにしてみてくださいね。

いっしょにがんばりましょう♪

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