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アドラー心理学とは?心に染みる3大名言と勇気づけの理論

投稿日:2017-11-18 更新日:

「勇気の心理学」とも言われ、ビジネスや教育、育児など、様々な場面に活用されている「アドラー心理学」。「嫌われる勇気」で一躍有名となり、ドラマ化までされたアドラー心理学ですが、持てはやされつつも批判も出てきているといいます。

名前は聞いたことあるけど実はよくはわからないといった人に向けて、アドラー心理学とはどういった心理学か?「勇気づけ」とはどういうことか、その意味や活かし方など、筆者が心に染みた3大名言とともにお伝えしたいと思います。

アドラー心理学とは

アドラー心理学は、フロイト・ユングと並び「心理学の三大巨頭」と呼ばれるオーストリア出身の心理学者、アルフレッド・アドラーが提唱した考え方です。

アドラー心理学の特徴は、「すべての悩みは対人関係の悩みである」とした上で、フロイト的な原因論を根底から覆す「目的論」の立場をとるところにあります。

アドラーによれば、人は過去の「原因」によって突き動かされるのではなく、いまの「目的」に沿って生きていて、目的論は簡単に言えば「原因あって行動するのではなく、目的のために原因を作り出しているのだ」というものです。

人は変われないのではなく、ただ「変わらない」という決心を下しているに過ぎない。いま幸せを実感できない人に足りないのは、能力でもないし、お金でもないし、恵まれた環境でもない。変わること(幸せになること)に伴う「勇気」が足りないのだ。

それがアドラーの主張でした。

そのシンプルにして深淵な思想は「勇気の心理学」とも呼ばれ、デール・カーネギーら自己啓発のメンターたちにも多大な影響を与えました。

勇気づけの理論

アドラー心理学では「自分を変えることで人生は前に進む」と考えます。この「1歩進むために自分を変える」ことを、アドラー心理学では「勇気づけ」と言います。そのため、アドラー心理学とは別名で「勇気の心理学」と言われます。

また、アドラー心理学では、多くの悩みを人間関係という観点から考えます。そして、悩みを解消するうえで、最も効果的な方法が自分自身を変えることです。そして、自分自身を変えることにおいて、ライフスタイルの改善も有効であるという立場をとります。

一番変えやすいのは自分自身

アドラー心理学では人間関係をどのように捉えるのでしょうか?アドラー心理学では①自分自身、②他者③関係④環境の4つの観点で人間関係を考えます。

①自分自身と②相手(他者)は言葉通りの意味です。③関係とは、ある場面における他者との関係を指します。そして④環境とは、自分自身が置かれている場所を指します。

「職場に、自分にだけ辛くあたる上司がいる」とします。

  • 辛く当たられる自分
  • 辛くあたる上司
  • 上司との関係
  • 勤めている会社

この中で一番変えやすいものはなんでしょうか。上司の性格を変えることは容易ではないし、その部署で別の上司に変えることも困難。強いて言えば、転職することが選択肢としてありますが、そう簡単ではありません。このように考えると、自分自身を変えることが最も早くて、効果的な対処法となります。

アドラー心理学では自分自身を変えることが重要なテーマです。そして自分の変化こそ、人間関係を改善するために、最も確実で簡単な方法であると考えます。

勇気づけが大切

ライフスタイルを変える際に重要となる概念が勇気づけです。勇気づけとは、困難に立ち向かい、乗り越えるための活力を自分に与えることです。勇気づけは「①目標断言→②イメージ→③行動」の3ステップで行います。

最初のステップとなる目標断言が最も重要で、自分は性格を変えられるなど、自分自身に向かってポジティブな言葉をかけることがポイントです。

目標を断言した後、目標を達成している自分を頭の中でイメージします。そして、目標を達成するためにできることを、徐々に行動に移していきます。

「人前で話すことが苦手で、コミュニケーションがうまくとれない」という場合は、

  • 目標を断言する:人前で話すことの苦手意識を失くす!
  • イメージする:大勢の人の前で自己紹介したら、その後、たくさんの人と楽しく会話が弾んだぞ!
  • 行動する:自分から他人に挨拶して、雑談をしかけてみる

と、ちょっと勇気を出して、いつもの自分と違う行動をしてみるということで、自分自身を変えていくことができるという考えです。

心に染みる3大名言

多くの人に愛と勇気を与えてきたアドラーの名言の中でも、筆者がとくに心に染みた3つの言葉を紹介しておきます。

「よくできたね」とほめるのではない。
「ありがとう、助かったよ」と感謝を伝えるのだ。
感謝される喜びを体験すれば、自ら進んで
貢献を繰り返すだろう。

褒める、叱るという上から目線での関わりではなく、横から感謝されるという経験の積み重ねが、自律的に成長していく勇気に繋がるのだということを、今回改めて感じました。

自分だけでなく、仲間の利益を大切にすること。
受け取るよりも多く、相手に与えること。
幸福になる唯一の道である。

「私が私が・・」と自分の利益を優先するのではなく、まずは相手に与える姿勢と気持ちが幸せになる唯一の道。これもわかっているようでなかなか実践できていなかったこと。心に留めて変化 ですね。

未来は自分で決めて行ける。
目的の持ち方で未来は変えられる。
過去の解釈の仕方で今は変えられる。

過去も未来も現在も自分の心次第。勇気をもらえる言葉です。

アドラー心理学では、変化に対する勇気づけと共に「共同体感覚」も重視しており、その中で他人からどう思われるか?という承認欲求ではなく「自分の指針」を大事に生きていくべきだと説いています。

歳を重ねるにつれ、人からどう思われるかと他人の目が気になったり、これまでの「ダメ」だった自分が新しい挑戦にブレーキをかけたり・・。

また、読むだけで、そういったメンタルブロックをそっと外してくれるそんな勇気が湧いていくる名言をたくさん遺してくれています。

まとめ

知っているようで知らなかった「アドラー心理学とは?」をお伝えしました。

アドラー心理学は、「こんな風に生きた方がいい」という教えにも取れるため、自己啓発として使われることもあります。

一方で、アドラー心理学は、向いている人と向いていない人がいて向いていない人にとっては危険ですらあるという意見もあるようです。

あなたはアドラー心理学、どうな風に受け止めましたか?

個人的には、自分に合う部分だけ自分に取り入れて、今より、より良く、楽に、幸せに生きるヒントになれば と捉えています。

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