ネットでのクレジット決済において、非常に便利なのがPayPal(ペイパル)。
このPayPal(ペイパル)には、自分がユーザーとしてお金を支払う側(パーソナルアカウント)と事業者側としてお金を受け取る側(ビジネスアカウント)の2種類があります。
特にネットで事業を展開している方にとって、クレジット決済を手軽に導入できるのは非常に魅力的ですが、「個人事業主」で登録するにあたり、知らないと迷う項目がいくつかあります。
ここでは、PayPal(ペイパル)とはどんなサービスなのかを押さえつつ、お金を受け取る側である「ビジネスアカウント」の取得について、迷わず登録できるよう解説していきます。
Contents
PayPal(ペイパル)とは?
PayPal(ペイパルと読みます)とは、誰でも安全に簡単に使える、世界最大手のオンライン決済サービスです。
主に、日本では、ネットショップなどで「お客様がクレジットカード決済を安全に行える決済サービス」としてペイパルは有名です。親会社は世界最大規模のオークションサイト「ebay(イーベイ)」で、ペイパルはebayをはじめ世界の190の国・地域の800万のネットショップで採用されています。
すでに、PayPalは世界で2億人以上に利用されている、超メジャーな決済サービスです。
ペイパルの種類とは
PayPal(ペイパル)の最新情報は公式サイトで確認するのが一番確実。ということで、
- PayPal(ペイパル)の公式サイトはこちら
https://www.paypal.com/
ペイパルのアカウントは3種類あります。
- 「パーソナルアカウント」
- 「プレミアアカウント」
- 「ビジネスアカウント」
PayPal経由で安全にカード決済で商品・サービスを買いたい、という方は、「パーソナルアカウント」に登録します。
「プレミアアカウント」と「ビジネスアカウント」は商品やサービスを販売する、売り手側のためのアカウントです。
事業名やグループ名での手続き、ペイパルアカウントを持たない方からも支払い手続きが可能となる、ということから、利用の幅で言えば「ビジネスアカウント」が便利です。
ビジネスアカウントの登録の仕方
まずは、ペイパルの公式サイトにアクセスです。
- ペイパル公式サイト
https://www.paypal.com/
「新規登録(無料)はこちら」をクリック!
↓ ↓ ↓
「ビジネスアカウント」を選択して続行をクリック!
↓ ↓ ↓
「メールアドレス」と「パスワード」を登録
事業情報の登録
事業情報を記載していきます。
事業者名は自分の氏名で問題ありません。あとで、本人確認書類の提出が必要になるため、本人確認書類に記載された名前、国籍、生年月日を入力します。
会社電話番号となっていますが、法人でない場合は、個人の電話番号で構いません。
- 事業者名(登記登録名)は会社名やブランド名、個人事業者でしたら屋号などを入
- 個人なら、個人名や屋号、サイト名など。
- クレジットカードの請求書に掲載される名称になるので、お客様にわかる名称にします。
事業タイプ
「個人事業主」「法人」「その他会社組織」「行政機関」がプルダウンで選択できます。
- 個人や個人事業主は「個人事業主」を選択
- 会社であれば「会社」を選択
カテゴリ・サブカテゴリ
- 適当に決めるのではなく、必ず「最も当てはまる」、といったものを選択
また、会社設立日、会社URLは特に記載する必要はありません。事業者名は、お客様の請求書などに記載される名称です。
事業の内容が登記されているものと同じであることを・・・
法人の場合は、法人を設立のときに「登記」がありますが、個人や個人事業主にはありません。
- 個人事業主でもチェック欄はチェックする
- 取引が月に250万円を超えるとペイパルから確認の連絡が入る
- 確認内容は、登録申請した内容と実際の取引があっているかどうか
このチェック欄はそのためのもの → つまり、カテゴリは適当には決めてはいけない - 確認はメールで来る
ということから、「登記」という言葉に???となってしまいますが、個人でも個人事業主でもこの欄にはチェックをいれます。
一通り入力後、一番下の「続行」をクリック
アカウント管理情報
本人確認手続き
個人の本人確認手続きに進みます。本人の名前、生年月日、職業、自宅住所を入力、およびプルダウンで選択します。その後「続行」をクリック!
本人確認書類の提出
「本人確認手続きの残りのステップを完了しましょう」をクリックすると
本人確認書類をプルダウンで選択後、確認書類を画像をドラッグ&ドロップし、最後に「書類のアップロード」をクリック!
使用目的入力
使用目的をプルダウンで選択。今回私は、「商品・サービスへの支払いの受け取り(国内)を選択。ご自身の利用目的によって選択します。そして「送信」をクリック!
この画面が出たらひと安心。「トップに戻る」で戻って、内容の確認などしておきましょう。
審査完了メールが届く
- 重要: アカウント取引責任者としての本人確認手続き完了まであとわずか数ステップです
という件名で、法定確認書類提出後、今回は3時間ほどでこのようなメールが届きました。
このメール受信後、約5営業日以内に「転送不要書留郵便」で暗証番号が送られてきて、その暗証番号を使ってログインすることで本人確認手続き完了となります。
晴れて、ビジネスアカウントが利用開始可能です。
まとめ
- 海外での登録でも、日本に住所があり郵送の書類を見ることができれば、日本での登録も可。
- 「社名・組織名等」は、お客様に表示されるのでお客様にわかる名称をつける
- 「カテゴリ」は最適なものを選ぶ必要がある
- 「登記されているものと同じであること...」はチェックを入れる
- 本人確認書類では、運転免許証では住所変更は忘れず、裏表をダウンロード
ペイパルのビジネスアカウントは個人でも手軽にクレジット決済を導入できるため非常に魅力的です。また、ペイパルのアカウントは無料で取得でき、維持費が全くかからない所も個人にとっては嬉しいポイントです。
あなたもネットビジネスをどんどん発展させて、ペイパルの利用など、いろいろと良いサービスを活用してみてください。