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40代女性独身の方!FPが選ぶおすすめの保険と絶対ハズせないポイントとは?

投稿日:2017-10-31 更新日:

40代の独身女性の方から、保険って必要ないと思うんですけど・・どうなんでしょうか?というご相談をいただきます。でも、どうなんでしょうか・・?と言われるその言葉が必ずと言っていい程、自信なさげなのです。必要ない気がるすけれども、気になっている!というのが本音でしょうか。

もしも病気になったら・・。普段はひとりでいるのは気楽だけれども、病気になった時にはやっぱり不安を感じるという40代の独身女性の方は多いかもしれません。

シングルマザーでファイナンシャルプランナー(FP)でもある私が考える40代独身女性におすすめの保険と、保険の加入で絶対見逃せないポイントをお伝えします。保険選びの参考にしてみてくださいね。

40代独身女性に保険は必要?

医療保険は必要?

もし、貯蓄が十分で、万が一の入院・手術代は預貯金を取り崩してもいいという考え方なら医療保険は不要だと思います。高額医療制度を利用すれば、一ヶ月にかかる医療費は最高9万円です。この費用が心配ないなら、掛け捨ての医療保険は必要ないかもしれません。

限度額適用認定証を利用するなら、立て替え払いもしなくてよくなりました。ただし、差額ベッド代・個室料・食費はそもそも高額医療制度の適用外です。貯蓄がない、預貯金だけでは不安、せっかくの貯蓄を取り崩すのが嫌!という場合は、医療保険も準備があるといいです。

死亡保障は必要?

遺す人がいないのなら死亡保障も不要かも知れません。ただし、いつ誰が亡くなっても、葬儀代、家や私物の整理をしてもらう費用は掛かります。いつ亡くなってもいわゆる「死後の整理費用」が預貯金で準備があるなら死亡保障は必要ない!という考え方もありだと思います。

ただ、逆に、いつ亡くなってもいくらかの死後の整理資金は必要になるため、その分は保険で準備しておくという考え方もあります。通帳のお金には名前はつけられませんが、保険は受取人を指定することができます。

親、子供、兄弟は当り前に指定できますし、保険会社によっては二親等内の血族がいない場合、三親等内の血族でも指定できる場合があります。甥っ子、姪っ子を受取人に指定することもでききるんですね。

最近では、死亡保険金を第三者(死後の整理をしてくれる予定の人)にして保険に加入できる少額短期保険も登場しており、次代のニーズに合わせて、保険会社の規定も変化しています。

40代独身女性に保険は必要か?のまとめ

  • 医療保険は十分な預貯金があり、それを医療費につかう心づもりなら不要
  • 貯蓄がゼロ、十分でない場合には、日額5000程度の医療保険に加入している方が心強い
  • 死亡保障はあなたの「万が一」によって経済的なダメージを受ける人がいないなら不要
  • 葬儀代・死後の整理資金程度の預貯金が常にあるなら不要
  • 葬儀代・死後の整理を特定の人に頼みたいなら受取人を指定して保険で準備が確実

FPが選ぶオススメの保険は?

ここでは、シングルマザーでFPでもある私が個人的に、独身女性やシングルマザーにオススメの保険とオススメの設計、その理由をお伝えします。

シングルマザーFPおすすめの医療保険

医療保険は私は加入しておいた方がいいと考えています。入院すると、高額療養費制度も利用できて、前述の通り、最高でも約9万円の自己負担とお伝えしました。が、差額ベッド代、食費は自己負担。元気な時には、「大部屋でもいいし・・」と思ったりもしますが、病状によっては個室で心も身体も療養したいというケースもあるかもしれません。

また、医療費自体は、健康保険や会社の福利厚生制度である程度まかなえるとしても、賃貸住まいなら、家賃は当り前にかかりますし、住宅ローンも当り前に支払わなければなりません。光熱費も基本料はそのまま、家族や知人に身の回りの事を頼むにしても「タダ」というのは心苦しいですよね。

もう一つ、大きな理由は、保険会社各社で医療保険につけられる「先進医療特約」です。保険料は月額100円程度で、先進医療を受けるときの技術料を同額を通算2000万円まで支払いますといった内容です。(会社により、600万、1000万などもあります。)

これらの理由から、オススメの医療保険と設計はこんな感じ。

  • 日額5000~10000円の終身医療保険
  • 先進医療特約付加
  • 終身払
  • 3大疾病払込免除特約付加

いくつか試算する中では、この組み方ならオリックス生命がコストを抑えられます。ただし、各社新商品や保険料改定をするのであくまで現在の試算です。

シングルマザーFPおすすめの保険

実は40代独身女性にとっての不安って、死んだ時ではないですよね。

独身女性にとっては、誰かが治療費を援助してくれたり、身の周りの世話を頼む人がいる環境にある場合は少なく、これからの長い人生に起こる事を、自分でなんとかしなくてはならない、ということは心しておかなければなりません。もちろん私もです。

  • 入退院を繰り返す→仕事もままならない・・
  • 入院はしていないが、自宅療養→仕事もままならない・・
  • 長期入院、長期リハビリが必要な大病やケガ→仕事復帰できないかも・・
  • 要介護状態→働けない・・
  • 長生き→働けない、年金収入が少ない・・

入院・手術はもちろん、就労不能のこわーいリスクもあります。そして、なんと、長生きもリスクなんですよね。

これらを踏まえて私がオススメの保険はズバリソニー生命「生前給付終身保険(生活保障型)」です。

  • 三大疾病になった時、特定疾病保険金が受け取れる
  • 要介護2以上の要介護状態で、介護保険金が受け取れる
  • 特定障害状態・高度障害状態で障害保険金が受け取れる
  • 死亡したとき、死亡保険金が受け取れる
  • 解約したとき、解約返戻金が受け取れる

もちろん、いずれかを受け取ると保険は消滅しますので、いずれか1つですが、予定外の中途解約などしない限り、人生のどこかで必ず役に立つ「生老病死混合保険」なんです。

設計の仕方によりますが、70代後半あたりで、払込保険料総額より解約返戻金が上回ります。死後の整理資金分だけ保険として残して、一部中途解約して、解約返戻金をセカンドライフの楽しみに使う・・などバリエーションは豊富です。

貯蓄性があるので、保険料は当り前にややお高めです。でも、何より、いつか人生のどこかの場面で必ず役に立つ!というのは安心でムダのない方法だと感じています。

関連記事:プロも納得!リビングデスに備える生前給付保険のメリットと必要性とは?

保険の絶対はずせないポイントとは?

40代独身女性に限りませんが、やはり特に独身女性やシングルマザーさんに保険に加入しているなら絶対はずせないのは

  • 保険に加入していることを家族や身内に伝えておく!

これは、必ずしておくべきです。

医療保険は基本的には被保険者であるあなたが受け取るものですが、病状により自分で給付金の請求手続きができないこともありますし、入院したまま病院で亡くなった場合にも、入院日数分の入院給付や手術給付は受け取れます。

また、死亡保険も請求しなければ保険金を受け取ることはできませんので、「自分になにかあったら、ここに連絡してね」のひとことはぜひ家族や身内に伝えておいてください。

死亡保険金に限らず、前述の「生前給付保険」も同様です。脳卒中で意識がない、事故で障害状態で自分では請求できない・・という場合には家族に代わりに請求してもらうことになります。(厳密には指定代理請求人に指定した方が請求できます。)

せっかく加入していた保険があなたの役に立つために絶対はずせないポイントです。

まとめ

40代独身の女性にオススメの保険とその加入の仕方のポイントをお伝えしてきました。

元気で健康な時には、保険料がもったいない気がしたり、その分貯蓄してた方がいいかな・・と感じてしまうのも当然ですね。

ですが、元気で働ける間にする保険料の捻出の努力は、やりくり次第でなんとかなる部分もありますが、病気やケガで働けなくなったとき、要介護状態など、「働いて頑張る」ことができない状況にならないとも限りません。そんな、独身女性にとっての「万が一」に対応できる保険を考えるきっかけにしてみてください。

もし、保険で備える!なら、家族や身内に保険に加入していることを伝えることも忘れずに。ちゃんと請求してちゃんと受け取れてこその「保険」です。

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